Managing Professional Intellect

大切な皆様へ

米国のプロダクトアイディアブランド化する立ち上げに参画して以来、当社においてブランドマネジメント全般を担当しておりました<ヒントミント>につき、20年の任期を満了いたしまして、このたびクリエイティブチームと共に、卒業することになりました。長きに渡り、皆さまの温かいご支持をいただきましたことに、心から感謝を申し上げます。

「なにげない日常のひとコマにアートとデザインがある豊かさ」をコンセプトに、数百点におよぶ作品を世に送り届けた20年は、価格が高いことがブランドとみなされがちな中で、1000円以下の消費財に文化を創るチャレンジであり、クリエイティブワークを通して「ブランドとはなにか」と「クラフトマンシップ」を探究するプロジェクトでもありました。

その趣旨に賛同して、世界で活躍するアーティストクリエイターの輪が広がったことで、限定アーティストシリーズとして「ポケットアート」テーマにした、多くのコレクションが誕生しました。国際レセプションでのお披露目も、私たちが、みんなが楽しめるブランドとして、コミュニケーションデザインすることに軸を置き、人と人の笑顔や会話が広がる豊かさを目指した上で、大きな力になりました。

色や質感を大切にしたアート作品としての製品化の取り組みは、職人と生産技術の研鑽をする必要があり、「細やかなディテールをしっかり押さえて、クオリティーと洗練を作る物作り」は日本人が世界に誇る精神性として、国際協業におけるフィロソフィーとなりました。新しいに踏み込む力は米国、ブランドを育てる力は日本という分担により、レギュラー商品のベースが出来たところで、日本が商品開発と国際プロジェクトを主導する形となり、アジアドバイへの展開や、海外と日本を結ぶ多彩なブランドコラボレーションアートプロジェクトを重ねる中で、オリジナリティを極める歩みとなり、また海外のアーティストクリエイターが、葛飾北斎を筆頭に浮世絵を始めとする芸術を賞賛し、文化背景や風土に強い興味を抱いていることも体感し、国際舞台における日本を意識する機会となりました。

そこで、最後の5年間は「日本から世界へ」「芸術をファッションに」を掲げて、日本の伝統文化と歴史を国際発信するプロジェクトを行いました。私たちが大切にしてきたフィロソフィー・生産技術・クリエイティブの集大成として手掛けた限定コレクションは、国内外の反響も非常に大きく、自治体や大使館のイベントをはじめ、新しいコミュニケーションの広がりが生まれ、再販を希望するお声もたくさん寄せられたことは、フィナーレを飾る思い出にもなりました。

20年に渡り、1つのブランドを手掛けることは、異例なことではありましたが、商品をリリースするたびに、次の新作を期待して下さり、コレクターズアイテムとして集める喜びを伝えて下さる多くのファンの皆さまに支えられ、皆さまとご一緒に、ひとつの時代と世界を創りあげることが出来ましたことに、心より感謝しております。

1つ1つに職人の手作業が入る物作りをしていたのは、ブランドとしてのクラフトマンシップのあり方と消費の楽しみを考えたことでもあり、技術検証のたびに「二度と同じものは作れない作品作り」を合言葉に「タブレットがなくなってもデザインケースとして楽しめるように」「使い込むこともヴィンテージな風合いになるものを」と送り届けたものが、皆さまのライフシーンのひとコマを彩る、記憶に残る存在になっていましたら幸いです。

今後は、次世代へのバトンということで、米国は新しいオーナーの下、よりカジュアルな清涼菓子メーカーを始める準備をしております。当社のブランドチームは、あらたなブランド開発に向かいます。またいろいろな場、いろいろな表現で、皆さまとお目にかかれることを楽しみにしております。

「なにげない日常のひとコマにアートデザインがある豊かさ」をコンセプトに、国際交流をもたらす文化とアートの発信を考えたブランドプロジェクト活動を行い、数百点におよぶデザインプロダクトを作り、世に送り届けた20年。長きにわたり、たくさんのご支持を賜り、ご愛用いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

2024年1月10日
ヒントミントジャパン
プロデューサー
株式会社エムピーアイ
代表取締役 里舘美津子

大切な皆様へ

米国のプロダクトアイディアブランド化する立ち上げに参画して以来、当社においてブランドマネジメント全般を担当しておりました<ヒントミント>につき、20年の任期を満了いたしまして、このたびクリエイティブチームと共に、卒業することになりました。長きに渡り、皆さまの温かいご支持をいただきましたことに、心から感謝を申し上げます。

「なにげない日常のひとコマにアートとデザインがある豊かさ」をコンセプトに、数百点におよぶ作品を世に送り届けた20年は、価格が高いことがブランドとみなされがちな中で、1000円以下の消費財に文化を創るチャレンジであり、クリエイティブワークを通して「ブランドとはなにか」と「クラフトマンシップ」を探究するプロジェクトでもありました。

その趣旨に賛同して、世界で活躍するアーティストクリエイターの輪が広がったことで、限定アーティストシリーズとして「ポケットアート」テーマにした、多くのコレクションが誕生しました。国際レセプションでのお披露目も、私たちが、みんなが楽しめるブランドとして、コミュニケーションデザインすることに軸を置き、人と人の笑顔や会話が広がる豊かさを目指した上で、大きな力になりました。

色や質感を大切にしたアート作品としての製品化の取り組みは、職人と生産技術の研鑽をする必要があり、「細やかなディテールをしっかり押さえて、クオリティーと洗練を作る物作り」は日本人が世界に誇る精神性として、国際協業におけるフィロソフィーとなりました。新しいに踏み込む力は米国、ブランドを育てる力は日本という分担により、レギュラー商品のベースが出来たところで、日本が商品開発と国際プロジェクトを主導する形となり、アジアドバイへの展開や、海外と日本を結ぶ多彩なブランドコラボレーションアートプロジェクトを重ねる中で、オリジナリティを極める歩みとなり、また海外のアーティストクリエイターが、葛飾北斎を筆頭に浮世絵を始めとする芸術を賞賛し、文化背景や風土に強い興味を抱いていることも体感し、国際舞台における日本を意識する機会となりました。

そこで、最後の5年間は「日本から世界へ」「芸術をファッションに」を掲げて、日本の伝統文化と歴史を国際発信するプロジェクトを行いました。私たちが大切にしてきたフィロソフィー・生産技術・クリエイティブの集大成として手掛けた限定コレクションは、国内外の反響も非常に大きく、自治体や大使館のイベントをはじめ、新しいコミュニケーションの広がりが生まれ、再販を希望するお声もたくさん寄せられたことは、フィナーレを飾る思い出にもなりました。

20年に渡り、1つのブランドを手掛けることは、異例なことではありましたが、商品をリリースするたびに、次の新作を期待して下さり、コレクターズアイテムとして集める喜びを伝えて下さる多くのファンの皆さまに支えられ、皆さまとご一緒に、ひとつの時代と世界を創りあげることが出来ましたことに、心より感謝しております。

1つ1つに職人の手作業が入る物作りをしていたのは、ブランドとしてのクラフトマンシップのあり方と消費の楽しみを考えたことでもあり、技術検証のたびに「二度と同じものは作れない作品作り」を合言葉に「タブレットがなくなってもデザインケースとして楽しめるように」「使い込むこともヴィンテージな風合いになるものを」と送り届けたものが、皆さまのライフシーンのひとコマを彩る、記憶に残る存在になっていましたら幸いです。

今後は、次世代へのバトンということで、米国は新しいオーナーの下、よりカジュアルな清涼菓子メーカーを始める準備をしております。当社のブランドチームは、あらたなブランド開発に向かいます。またいろいろな場、いろいろな表現で、皆さまとお目にかかれることを楽しみにしております。

「なにげない日常のひとコマにアートデザインがある豊かさ」をコンセプトに、国際交流をもたらす文化とアートの発信を考えたブランドプロジェクト活動を行い、数百点におよぶデザインプロダクトを作り、世に送り届けた20年。長きにわたり、たくさんのご支持を賜り、ご愛用いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

2024年1月10日
ヒントミントジャパン
プロデューサー
株式会社エムピーアイ
代表取締役 里舘美津子

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